四月五日、陸上自衛隊第一師団第三十二普通科連隊は硫黄島で行はれた日米合同戦没者追悼式について、ネツト上で「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島」、「祖国のために尊い命を捧げた日米双方の英霊のご冥福をお祈りします」などと報告した。
これに対して、朝日新聞や左派系人士が「大東亜戦争呼称は侵略戦争の美化」などと非難、糾弾活動を展開してゐる。しかし、大東亜戦争といふ呼称は当時の日本政府が正式に制定したものであり、太平洋戦争といふ呼称では当時の支那を含むアジア全体において行はれた戦争の全体像を現すことにはならず、歴史的事実として不正確な呼称である。
「大東亜戦争」呼称禁止を定めた占領軍命令は占領終了と共に失効したものと見るべきであり、平成十九年の政府答弁では「太平洋戦争」呼称を正式な名称と定義してゐないとしてゐる。
従つて、自衛隊は、未だに占領軍史観を金科玉条の如く崇める左派勢力の妄言を一蹴して堂々と「大東亜戦争」呼称を使用するべきである。
令和六年四月八日
維新政党・新風