去る四月十七日に衆参両院が行つた「安定的な皇位継承や皇族数確保などに関する」全体会議では、伝統的な男系継承を尊重する見地から、旧宮家の皇籍復帰案、養子縁組案等いよいよ議論が収斂されてきてをり、皇位継承問題はまことに重大な局面を迎へてゐる。
にもかかはらず、読売新聞社(五月十五日朝刊)は俄に「女性宮家を認め、その家族をも皇族として認める」と云つた女系に繋がる主張を平然と行ひ、それに立憲民主党が賛意を示してゐるが、これは明らかに男系による万世一系の皇位継承を、日本の伝統文化を意図的に破壊しようとする動機が明々白々である。
改めて、維新政党・新風は断固として日本悠久の歴史を守るべく、現皇室典範第九条を「皇族は皇統に属する男系の男子を養子とすることができる」と改正し、臣籍降下された旧宮家の男子を養子に迎へ、男系による安定的皇位継承を強く訴へるものである。
令和七年五月十九日
維新政党・新風