日本の核武装に関する問題点
1,日本人の大部分は、被爆国としての必要上の恐怖心を持っており、核武装を掲げては政権はおろか、国会議員に当選する可能性は限りなくゼロに近い。現実に、過去において、実践で核兵器が使用された例はないし、これから も安易に使用する指導者はいないと思われます。今ではロンギヌスの槍という考え方があり、弾頭に劣化ウラン弾頭かタングステン弾頭を装着して衛星軌道からマッハ10以上の速度で攻撃した場合は、広島型以上 の破壊力があるとされており、日本は当然非核弾頭でのこのような弾道ミサイルの装備はしておくべきです。 核ミサイルを使用して理由なく全世界を敵に回す愚行を犯す指導者はいないはずです。当然間違って発射さ れるか、その他、施政者が発狂して発射されることはあり得ますが、その場合も核抑止力は全く機能しません。
2,八重山諸島の全島と本土の大都市と自衛隊基地には核シェルターを準備して、1か月以上の水と食料は準備 しておくことが核兵器を装備することより重要です。
3,日本には全世界のプルトニウム520トンの9%の保有があり、ロシア、イギリス、アメリカ、フランスに続き5番目のプルトニウム保有国であり、核兵器禁止条約に加盟しなければ、核攻撃を受けてから、通常弾 頭の巡航ミサイルと非核弾頭の弾道ミサイルで反撃している間に各反撃はできますし、あえて宣言しなくて も核保有国すべてがこのことは理解しております。しかし、日本が核攻撃を受けたとしても、アメリカが核 報復してくれる可能性は、米議会の承認を受けてからになりますし、日米安保の範囲以外の事であることから、日本がアメリカの核の傘の下にあるというのは幻想であることは事実です。
4,以上の事から、日本政府は、国民に十分説明したうえで、核兵器禁止条約にはたとえオブザーバーとしても 参加すべきではないことを理解するべきである。日本がアメリカの核の傘の内にいるというのは幻想であることを強調すべきです。