LGBT法なるものが国会での慎重な審議もなされず衆議院で可決された。ポリティカルコレクトネス(俗政治的正義)風潮によつて、多様性を認める社会といふ旗印の下で逆に大多数の世論を認めない言論が蔓延してゐるのではないか。
人類社会の性は男女しかない。事情によつての性転換は認められてをり、性自認なるものがもたらす社会的矛盾や女性の権利を侵す危険性が既に欧米においても生じてゐる。
個人的嗜好による性向は自らの責任において認められてをり、陰湿な差別があつてはならないが、わが国においては文化的にも認知されて来た。
しかし、それはあくまでも社会秩序を混乱さすものであつてはならない。法的な家族制度や婚姻制度を無秩序化させてはならない。良識が求められてゐる。
令和五年六月十五日
維新政党・新風