能登地震から半年が経過したが、復旧作業の進捗が果々しくない。政府はこれまでに、5500億円の復旧予算を支出したが、国会では与野党の攻防に無駄なエネルギーを費やして復旧、復興状況が真剣に検証されて来なかつた。
能登半島特有の地形や道路事情、石川県や県下市町村自治体の人手不足がその遅延の一要因でもあり、改めて国が全面的に支援体制を構築し直して社会インフラの全面復旧と生活再建に指導力を発揮しなければならない。
国会閉会中ではあるが、地元の意向を確りと受け止めながら復旧作業の遅れが能登地方の過疎化を一段と招くことのない様に、今こそ岸田首相は総裁選のことなど眼中に置かず、総力を挙げて取り組むことを要望する。
令和六年七月二日
維新政党・新風